こんにちは。しんせつなペイト(@sinsetunapeito)です。
巷ではコロナが流行っていますね…気が滅入ることが多いですが、こんなときこそ明るくいきたいものですね~!
さてさて、今回は顔彩のご紹介をしたいと思います。
顔彩の魅力は沢山あるのですが、一言でいうと『美しい日本の色を楽しめる』というところでしょうか。
浅葱色は澄んだ美しい青。
曙色は春霞のように儚く。
撫子色は花の姿のように可愛らしく可憐…!
この色の奥深さと、色幅の多さに感動して、今すごくハマっています!
もっと顔彩が広まって欲しい~!という思いが高まり、今回は結構ボリューム多めです!ぜひお付き合いください^^
顔彩について
顔彩とはなんぞやということで、顔彩についての説明を引用させてもらいます。
顔彩とはその名の通り、顔料を原料にした固型の絵具です。
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日本画では主に岩絵具や水干絵具という特殊な絵具を使用します。
膠液を混ぜたりと色を作るまでに手間がかかりますが、顔彩は水と筆1本あればすぐに絵を描くことができます。
簡単に日本画を楽しむことができるのが顔彩の魅力です。
(中略)
水彩画に使われる絵具ともよく似ていますが、顔彩には日本古来の色彩が使われていますので、鮮やかな発色の中にもどこか落ち着きのある風情を感じさせます。
↑の説明にもありますが、とても鮮やかな発色なのに和の落ち着きのある色あいが魅力だと思います。
(良い意味で)表現し難い微妙な色合いが多いのがすごくツボです…!
パレットで再現しようとすると絶対濁って失敗するやつ…!
色数少ないのかな?と思ってたのですが、吉祥さんは100色もあるんですよ…最初知った時びっくりしました!
ちょっと前置きが長くなりましたが、色のご紹介をしますね~!
吉祥 顔彩 色見本/カラーチャート
↑以外にも持っている色ありますが、それは後述しますね!
それでは、色別に見ていきます。
青・紫系
ぐぬぬ…どの色も綺麗すぎる…!
紫系の色、予算の都合であんまり買えなかったですTT
他の紫もいい色だったのですが、この古代紫のくすんだ感じが気に入ったのでこれをチョイスしました!
水色の軽やかな感じもいいですよね~!青銅も好き!でもこれって緑色でしょうか?笑
白群はラベンダーブルーって感じで、イラストに使ったら絶対可愛いですね(確信)
浅葱色は新撰組の色で有名ですが、透明感のあるブルーで好きです。新撰組も好きです。
緑系
顔彩の緑色っていい色が多くて気がつけばめちゃくちゃ手に取ってました。
和と緑って相性がいいのかな?
古代緑青、青甕、鶯茶緑は落ち着いた色で好きです。
それに対して、白緑、鶸色、淡緑の春らしい可愛い色合いと言ったら~!
パステルカラーにミントグリーンありますが、淡緑はそんな感じ。
茶・灰系
顔彩は、茶・灰色系に推し色が多いです…!
さっきも言いましたが、混色して作るのが難しい微妙な色合いが素敵…
和の色の本領発揮…!
象牙色は下塗りに使うと、絵に温かさが出る気がします!(しかしながら、上の画像に入れ忘れました!)
持っている色の中では落葉茶、沈香茶、亜麻色、黒鉄色、皮鉄、利休鼠辺りも好きですね…!
メインで使ってもよし、縁の下の力持ち的な感じで、下塗りや影色に使っても良し…!絶妙な色加減です…!
赤・ピンク系
赤系もあんまり買わないのですが、可愛い色が多くてつい買ってしまいました!
曙色が好きですね~淡いながらも確かにそこに存在してるって感じで、あんま水彩で見かけない色!
撫子、桜、薔薇、杜若、紅梅と、花の色が多く色も名前も可愛い~。お花を描きたくなります🌸
黄色系
黄色は持ってる数がちょっと少なめ。中でも米樹と黄白がお気に入りです◉
蛍光色(ルミシリーズ)
こちらは、ルミシリーズと言う名前の蛍光色の顔彩になります。
蛍光色の蛍光っぷりがマジで蛍光なんです。
スキャン画像では全然色を再現出来なかったので、写真でご確認ください。
クサカベにも蛍光色がありますが、そちらよりもパンチが強い気がします。
↑はクサカベの蛍光色。
イラストによって使い分けると良さそうですね!
キラキラ系(パール顔彩/オーロラ顔彩)
オーロラ顔彩の他の色🖌❤吉祥のパール顔彩もついでに pic.twitter.com/9zZFHlGZl3
— しんせつなペイト🎨Ohuhuメルマガ配信中! (@sinsetunapeito) March 24, 2020
キラキラ系も可愛いです~✨
※オーロラ顔彩は墨運堂さんのものになります。
ペイトはオーロラ顔彩のように、傾けると色が現れる系の絵の具が好きです!主張し過ぎず使いやすいので。
キラキラ顔彩って、どれか1つ持っておくとアナログイラストが華やかになっていいですよね!
顔彩の分離色
顔彩にも分離色があるという噂を聞き付け、荒目の紙に塗ってみました。
皮鉄・青銅・群緑・沈香茶です。群緑と皮鉄がわかりやすいですね!
ここで挙げた以外にも、群青のように粒感のある絵の具であれば、他の色と混ぜて分離色を作れそうです。
使い心地:透明水彩に比べると不透明感あり
さて~顔彩の使い心地ですが、透明水彩に比べるとややもったりしてる様な気がします。
不透明水彩(ガッシュ)の塗り心地に近いですね。
紙は、水をよく吸うコットン100%のものより、パルプが含まれていたり表面がツルツルしてるものの方が合う気がしました…が、紙との相性についてはまだ試行錯誤中です。
↑のイカちゃんは、肌の色以外は顔彩で塗りました☺
まとめ:水彩とは一味違った魅力
今回の記事も、可愛いと素敵しか言ってない気がします…!
色についての語彙力…!
あ、最後になりましたが、値段が安いのも魅力の一つです。1色200円前後から手に入ります。ありがてぇ…
コロナの影響で、お家で過ごすことが奨励されてますが、顔彩を使ったお絵描きを楽しんでみてはいかがでしょう。