こんにちは、しんせつなペイトです。
そういえば…うっかり忘れてましたが、ブログ6周年を迎えております\(^o^)/ワーイ
この6年というもの…分離色の爆発的な人気、各種画材の値上がりなど、水彩界隈では色々なことが起こりましたね…これからも浅く広く、ゆるゆるとブログを続けていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします!
さてさて、だいぶ遅くなりましたが、今回は2025年7月に発売されました、ホルベイン ナイトフォールカラーズのレビュー記事です!

もうすでにゲットされた方も多いと思いますが、ぜひお付き合いください!
ナイトフォールカラーズ 商品詳細
「ナイトフォール(Nightfall)」とは、日が沈み夜が訪れる静かな時間を意味します。
https://www.holbein.co.jp/blog/newproducts/a979
ナイトフォールカラーズはくすみ感のある落ち着いたトーンで、水墨画を思わせるような深みのあるシリーズです。
ざらっとした粒子感が特徴で、他の色を引き立てながら、単色でも使いやすい色味となっています。
ナイトフォールカラーズは、ダーク系でまとめられたシリーズです。顔料で言うと、PBk11がすべての色に入っており、モヤモヤとした独特の質感をもたらしています。

絵の具で言うとマルス(マース)ブラック!
ナイトフォールカラーズについては、ホルベイン公式がnoteで開発裏話を載せています。

「ナイトフォールカラーズ」って素敵な名前だな~と思ってたのですが、上記noteでこんな記載を見つけました!
余談ですが、絵具のシリーズ名や色名は我々開発者側が決める事もあれば、他部門の方が決める事もあります。
今回は後者のパターンですね!
個人的に、色の名前って作品づくりをする上でもすごく影響を受けるな~と思っていて(例えば、ウルトラマリンだと海の絵が描きたくなる、とかですね)、名付けにこだわりが感じられると嬉しくなります^^
ナイトフォールカラーズ 色見本

こちらが今回の作例です!思っていたよりも…明るい!暗さがありつつも、明るさもあるという面白い色味だなと思いました。
また、全体的に顔料の構成としてはシンプルで、基本的には2色(うち1色はPBk11で黒色顔料)、多くても3色となっています。

もとの顔料の鮮やかさを残すためでしょうか?
W761 ナイトフォール レッド(PR264 PBk11)


ナイトフォールレッドはPR264とPBk11が使用されています。PR264は同ホルベインの水彩絵の具だとピロール ルビンが該当します。
同じ色でも、紙が変わると発色が異なり、上の作例では落ち着いた赤紫、下の作例ではより赤みが強い色になっています。

使用した紙、うっかり忘れてしまったんですが、イラストの方は細目の紙を使いました。下の正方形の方はコットマンの荒目です。
W762 ナイトフォール イエロー(PY110 PBk11)


PY110はホルベイン水彩絵の具でイソインドリノン イエロー ディープの色。オレンジがかった黄色ですが、PBk11と混ざることでぐっと落ち着いた色になってます。
W763 ナイトフォール グリーン(PY154 PG7 PBk11)


鮮やかな発色が特徴のフタログリーン(PG7)が入っているため、描いた瞬間に明るくて力強い緑が広がります。
W764 ナイトフォール ブルー(PB15 PBk11)


こちらも、フタロブルー(PB15)が入っているため、昏さの中にも鮮やかな青が除き見えて、印象深い色となっています。
W765 ナイトフォール バイオレット(PV19 PBk11)


最後はナイトフォールバイオレット。細目の紙であればあまり粒状感も目立たないため、影色にも使えそうです。
他の商品と比較してみた
せっかくなので、手持ちのダスク系カラーの絵の具と比較してみました!用意したのは、絵墨・絵墨明・彩美墨・レンブラントのダスクシリーズです。

比べてもやはり、鮮やかさではナイトフォールカラーズが一番だなと感じました!色のトーンで言うと彩美墨も負けてはいないのですが、彩美墨のほうがより落ち着いた色調ですね。

メーカーごとに特色が違うので、似た系統の絵の具を持っていても大丈夫…!

まとめ
というわけで、ナイトフォールカラーズの紹介記事でした!
イラストの方は細目の紙を使ったのであまりわかりませんが、中目~荒目の紙だと黒い粒子がしっかり紙に残ります。
紙によってかなり表情が変わる絵の具ですので、いろいろと試してみてくださいね!

