こんにちは、しんせつなペイト(@sinsetunapeito)です。
ゼルダの新作が発売されてしまいました…とにかく面白いので、全然絵を描いたりブログの記事を書いたりができていません…
こうやってこの文章を打っている間にも、
次はどのサブクエを消化しようか
とか、
防具を揃えるために金策しない
とか、とにかくもう常に頭の片隅でゼルダのことを考えている感じです。
ゼルダに関しては、ネタバレしない方が絶対楽しいので、なるべくツイートしないようにしていますが、とにかく神ゲー…というか神です。(遠い目をしながら)
できれば全人類にやって欲しい…私が石油王だったら、Switchとティアキンとついでにブレワイも付けて日本国民全員にばらまくのに…
はい…というわけで今回は、久しぶりに絵の具語りをしようかなと!
最近あまり絵の具についての記事を書けてなかったな~と思いまして。
2023年2月に公開した、ハルモニアプラスの記事が最後でした…!
エッ…3ヶ月もの間何をやってたニャッ…?!
ほんと何やってたんでしょうね…?!年度末ということもあり、仕事がとにかく忙しかったので記憶が曖昧です…!
また話が脱線しそうになったのですが、今回はペイトの大好きなパステルカラーをテーマに、パステルカラーの可愛さや好きなところについて語っていければと思います^^
パステルカラーは色がにごりやすいのですが、対策のようなものも最後に記載していますので、ぜひお付き合いください~。
透明水彩のパステルカラーを語る
水彩におけるパステルカラーとは?
さて、ペイトのブログでは、度々パステルカラーについて語っているので、おさらいのよう感じですが…
透明水彩におけるパステルカラーはズバリ、白の顔料(PW6)が混ざった絵の具を指すことが多いです。
パンフレットなどで調べてみたのですが、実は日本独特の色で、海外メーカーではあまり白が混ざった色はありませんでした。
(シュミンケ アカデミーからパステルカラーが出ていましたが、限定色のため割愛)
なんでなのかニャッ?
うーん…海外ではハッキリした色が好まれていて、日本ではあいまいな色が好まれるという国民性…?あと、コミックイラストに使われることもあるから…?
絵の具ってもともとは土や石、植物などからできていて、かつ人間とともに進化してきたものなので、その土地の風土や文化、国民性を反映していると思っています。
日本では古くから曖昧な色が好まれてきましたので、その延長にパステルカラーもあるのかもしれません。
理由は推測になりますが、折角パステルカラーが手軽に手に入る環境ですので、存分に楽しみたいと思います…笑
いつも使ってしまう、ペイト鉄板の組み合わせ
まずは、ペイトがいつも使ってしまう色の組み合わせ…水色×ピンク×黄色をご紹介します。
KAWAEEEEEEEEEEEEE!
とにかくこの三色の組み合わせが大好きです!主に下塗りで使うことが多いのですが、気がつけばこの3色をザクザク塗っています。
脳死プレイにも程があるニャッ!
水色については、好きな色が多すぎていつもどの色を使うか迷います。最近ではドリフトアイスちゃんが颯爽と登場して、ペイトの注目をかっさらっていきました笑
ピンクゾーンに入れられなかったのですが、ホルベインのブリリアントピンクやシェルピンクとかもいいですね。
黄色は基本的にクサカベのネープルスイエローを使ってます。柔らかい黄色で、どの色とも馴染むので、この色なしでは絵が描けません。
ターナーのが文字切れちゃってるんですが、フレッシュウォーターです
その他、色々な組み合わせを考えてみた
先程ご紹介した水色×ピンク×黄色の組合せ以外にも、自分のパレットから色々な組み合わせを作ってみたのでご紹介します。
可愛い×可愛いの組み合わせ、無限大すぎる…!
2023年イチオシの組み合わせ!クサカベのハルモニアプラスから、ドリフトアイスとフェアリーコンクパールです。
分離色同士なんですけど、どちらもパステルカラーで明度や彩度も同じくらいなので、合わせやすい…!2つ並んでるだけでとてもかわいい…!
ハルモニアプラスを単品で購入する場合は、ぜひこの2つをセットでお迎えしてください…!というくらいの推し色です。
次はニッカー縛りで、ホリゾンブルーとチェリーピンク。
ホリゾンブルーがですね…絶妙なくすみ具合でめちゃくちゃいいんですよ…チェリーピンクも明るすぎない濃いピンクでこれまた良きですね…
こちらは、クサカベのラベンダーと月光荘のブリリアントイエローライト。
月光荘のブリリアントイエローライトは、ピンクって一言も入ってないのにピンク色なので、なにか騙されてるんじゃないかと不安になります笑(スキャン画像だとくすんで見えてしまっていますが、実際はもう少し鮮やかさがあります)
ラベンダーは、実はホルベインの方が好きなのですが、手元にあったのがクサカベだったのでそちらを塗ったのはここだけの話…
こちらはちょっと大人な雰囲気を感じさせます。ターナーのペイルウィステリアと春蔵のブルーグレー。寒色同士の組み合わせなので、クールな印象がありますね。
春蔵もニュアンスカラー多くて好きだな~~
自然っぽさを感じさせる、シュミンケのルチルイエローとターナーのスプラウトの組み合わせ。
ルチルイエローは名前も可愛いけど、色も可愛いですね~。単一顔料(PY53)の絵の具なんですが、見た目がパステルカラーっぽいということで選出されました。半不透明の黄色になります。
ターナーのスプラウトも、とても優しい色の緑で可愛いです。
スプラウトって聞くと、野菜の方が頭に浮かぶんですけどね…笑
ここからは、アイスブルー二連チャンです。まずはクサカベのネープルスイエローとの組み合わせ。黄色と水色の相性がいいので、黄色を差し色にするような感じで使うことが多いです。
こちらは、アイスブルーとクサカベのグレイオブグレイでクールな組み合わせにしてみました。
アイスブルーって、他のパステル系の水色と比べるととても薄いです。最初見たときは薄すぎてどういう風に使えばいいのか分からず困惑しました…そして今も苦戦しながら使っています笑 ただ、可愛いは可愛いです(断言)。アイスブルーここに二回出しているのも、とてもお気に入りだからです。
アイスブルー、他の色を塗った上から重ねると、薄ぼんやり発光しているように見えますよ…
ただこれ…限定色なんですよね…今ちょっと調べてみたのですが、もうすでにどこも取り扱ってなさそうでした;
悲しすぎる~!!
もちろん、当初の予定通り
— シュミンケ&ラファエル_丸善美術 (@maruzenart) September 22, 2021
シュミンケホラダム透明水彩絵具、
アクアブロンズもお試し頂けます。
LIMITED EDITION 他2色の画像です。
ラピスラズリとアイスブルー pic.twitter.com/bcL4uXg9aM
パステルカラーを使って描いたイラストたち
ここからは、いくつかパステルカラーを使った作品をご紹介します。
結構前に描いた絵。多分クサカベのネープルスイエローとラベンダーと何らかのピンクを使っていると思われる。(うろ覚え…)
この塗り方がすごく自分では気に入っているんですが、なかなか再現できません…!
まさにアナログは一期一会…!
というわけで、この塗り方を再現しよう!と思って描いたのが↓のイラストです。
メインで使っている灰色っぽい色は確かハンドメイド絵の具のはず。黄色の部分は(安定の)クサカベ ネープルスイエローです。もう少し水彩境界が出るように塗りたかったので、また今度リベンジします。
このイラストは、ドリフトアイスとフェアリーコンクパールの組み合わせで塗りました。
が、個人的にはちょっと失敗したなと思ってます;;;;;;先にドリフトアイスで塗っていたのですが、色が乾く前にフェアリーコンクパールを塗ってしまい、紙の上で色が少し混ざってしまいました;;
この二色に関しては、混ぜずにお互いの色を保ったままで使いたかったので、また近いうちにリベンジしたいと思います。
リベンジ二回目…!
最後に、こちらは絵墨 淡を使った絵です。髪の毛の部分に小豆淡を使いました。クリーミーな茶色という感じの表現ができて、とてもお気に入りです。
まとめ
いかがだったでしょうか。ここでご紹介した色の組み合わせは、ぜひ皆様試してみてくださいね^^
ただ、パステルカラー同士の組み合わせって、とても濁りやすいです。
ペイトはこれまで何度も濁らせている濁らせ名人です。
パステルカラーそのものの色を表現したいときは、上記の2つを守るだけでもだいぶ違いますので、良ければ心に留めておいてください…
ペイトはせっかちなので、下の色が乾かないうちに色を重ねて台無しにすることが多いです笑
また、紙選びも重要で、今まで試してきた中だとアルシュが一番良かったです。なぜかパステルカラーの重ね塗りやグラデづくりが綺麗にできます。
参考に↓がアルシュを使った作例です。綺麗にグラデが作れるので、とても快適な気持ちで描いてました。
うさみみメイド#透明水彩 pic.twitter.com/vDqJkfvtqm
— しんせつなペイト🎨6/6~ポストカード作品展+ (@sinsetunapeito) February 5, 2023
そんなわけで、ペイトでした。それではハイラルに戻ります~。