ブログを始めて3週間ほど経ちました!まだまだ水彩関連で書きたいネタが沢山あるペイト(@sinsetunapeito)です。
さて、今回は2,000円で透明水彩を始めてみよう!という初心者の方向けの講座となっています!
水彩を始めてみたいけど、道具を揃えようと思ったら結構高いのでは?と思われる方も多いのではないでしょうか?
今日はそんな不安を解消すべく、2,000円で水彩を始められるよ!という内容でお届けしたいと思います。
敷居は低ければ低いほどいい!
それでは、今回もどうぞお付き合いください!(^^)
なぜ2,000円なのか?
まず、2,000円という金額設定ですが、これは中学生がお小遣いの範囲ですぐ始められるように…というのを想定しています。
ご家庭にも拠ると思いますが、中学生の平均的なお小遣いが1,000~3,000円とのことだったので、間をとって2,000円に設定しました。
大人にとっても、お財布に優しいお値段ですよね!
水彩の道具を揃えよう!
さて、早速ですが、水彩を始めるにあたって最低限必要なものは以下の通りです。
- 透明水彩絵の具
- 水彩紙(+スケッチブック)
- 筆
- その他(水入れ、ティッシュ、絵の具を解くお皿)
この中でも、買う必要があるものは絵の具・水彩紙・筆のみです。その他のものはご家庭にあるもので十分代用できます。
絵の具は三原色を使ってみよう!
まずは、何はなくとも水彩絵の具が無くては水彩画を描くことができません。
テーマが『2,000円で始める』なので、ここは3色、シアン・マゼンタ・イエローの三原色を揃えましょう。
三原色とは何か簡単に説明すると、この3つの色があれば結構色々な色が作れるよ、というものになります。
というか2,000円の縛りの中だと、3色しか買えません…3色使ってみて、『水彩って面白い…?!』と思い始めたら他の色を揃えてみてください。
(白と黒があると、より作れる色が増えます。)
絵の具のメーカーは色々あり、どこのメーカーも個性があってオススメなのですが、ひとまず最初ということであれば、どこの画材店でも手に入るホルベインが良いかなと思います。
ホルベインさんによると、三原色に該当する色は下記とのこと。
- フタロブルー レッドシェード(PB15) 200円
- キナクリドン マゼンタ(PR122) 300円
- イミダゾロン イエロー(PY154) 220円
三原色があれば大体の色は気合いで作ることができます!
他のメーカーであれば、混色しても濁りにくく、色が素直に作りやすいまっちの透明水彩などもオススメです。
取り扱い店舗が限られていているのがネックなのですが、初心者の方こそ使って欲しい絵の具です。
ちなみに、こちらは三原色のみで描いた絵です。絵の具三色だけでも、様々な色を作ることができます。
紙はすごく大事!!水彩紙を使ってください。
次に支持体となる水彩紙が必要となってきます。実は、水彩で一番大事なものが紙なのです。
誰も彼もが口をそろえて「水彩紙が大事!」と言ってます。それくらい大事なんです…!
にじみやぼかしなど水彩特有の表現は、紙に左右されるといっても過言ではありません。
水彩紙は一般的な普通の画用紙と違って、表面にサイジング(にじみ止め)の処理がしてあります。
サイジングがされていない紙だと、水彩絵の具で色を塗った時紙に絵の具が吸い込まれていきます。
一方、サイジングがしてある紙の場合は、紙の表面で色を混ぜたりぼかしたりといった、絵の具のコントロールをすることができます。
最初であれば、コットマンやヴィフアールのF0サイズがお手頃です。
どちらもAmazonで880円程度。
※タイミングにより価格は変動します。
とはいうものの、マルマンのスケッチブックもひとつあるといいです。
なぜならば、落書きに色を塗る感覚・・・というのがとっても大事だと思うからです。
水彩紙は一枚一枚が高いので、『本気の絵を描かなきゃ!』『失敗できない…!』と思いがちになるのですが、そうするとなんだか描くのが億劫になってきませんか?
その点、マルマンのスケッチブックであれば安いので気軽に描けるし、気に入ったイラストがあれば軽く着色してみてもそこまで表面がヘタれることがありません。
こういった気楽さが、絵を描く上でとても大事になってきます。
というわけで、落書き用のスケッチブックもぜひ用意しましょう!
マルマンでB5~B6くらいのがお勧め。大体200~300円くらいです。
ちなみにこれは私が書いた落書きに色つけたもの。こんなに適当でも、水彩で塗っただけでそれっぽく仕上がります^^
筆は学校用の物でもOK
絵の具を塗る上で、筆も必要ですね。世の中には筆沼というのもあるらしく、奥の深い世界です。
筆はメーカーや材質によって全く異なるため、一概にこれが良いとは言えません。
今回のテーマは2,000円という予算が決まってるので、予算の範囲内で買えるももので揃えていきます。
使いやすいところでいくと、学童用の筆としてもおなじみ、ぺんてる ネオセーブルの0号(細)か6号(小)はいかがでしょうか。
コシが強く丈夫な筆です。ナイロン製なので穂先がバラつきやすいのですが、お湯に穂先を浸せばまとまりが戻るので、お手入れも簡単です。
お値段は150円ほど。スーパーなどでも見かけるので、すぐに手に入れることができるのも良いですね。
お財布に余裕があれば、名村大成堂やホルベインなどのメーカー品の筆もぜひ試してみてください!
その他は家にあるものを活用
あとはご家庭にあるもので大体賄えます。
・水入れ
・絵の具をふき取るもの(キッチンペーパーやタオル)
・パレット(平たいお皿でもOK)
・下絵で使うシャーペン・消しゴム
パレットや筆洗は100均でも売っていますので、そちらで大丈夫です。
Amazonにも、安いパレットが売っています。
以上をまとめると、合計で・・・2,050円(税抜)でした!大体予算内で買うことができました。
これであらかた道具は揃いましたので、あとは描いていくだけです!
まとめ
2,000円で水彩に使う道具を揃えようという話でした。最初のうちは、3色買って色を混ぜて遊んで見るだけでも楽しいですよ。
沢山の種類の絵の具がありますが、最初から何個も絵の具を買う必要は無いと思っています。
ぱっとみて気になる色を2~3個買ってみる、とかで十分です。水彩は、2色だけ、3色だけでも塗ることができるので…
というわけで、次回は『三原色で塗ってみよう編』です。こちらもお付き合いください!ペイトでした!