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強い発色と粒状感が魅力!春蔵(Haruzo)と文房堂の透明水彩絵の具をご紹介するよ

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こんにちは。しんせつなペイト(@sinsetunapeito)です。

ず~~~~~っと前から気になっていた絵の具をやっとお迎えできました!

春蔵(Haruzo)さんの水彩絵具です!

うわああああテンション上がる!!

個人的に、春蔵のチューブのデザインが凄く好きなんです…。上品で、洗練されたデザインが見ているだけで癒やされます…。

というわけで今回は春蔵さんの絵の具と、春蔵の社名変更前の文房堂の絵の具について色々書いていきたいと思います~♪

春蔵さんの水彩絵の具、ネットでもあまり情報が無いので参考になれば幸いです!

目次

春蔵(Haruzo)絵具について

公式サイトによると、もともとは油絵の具の研究・開発から始まったそうです。

そんな春蔵絵具から透明水彩絵の具が発売(?)されたのは昭和7年だそうです。とても歴史が古いですね。

もともとは文房堂オリジナルブランドの絵の具を供給していましたが、2008年に文房堂から独立し、新たに春蔵絵具を設立したそうです。

『文房堂』時代の絵具はメルカリでちらほら見かけます

さてさて、公式HPを見ていて気になったのはこちらの文章。

2018年11月、春蔵絵具と月光荘は、絵の具作りの先駆者をルーツにもつお互いの持ち味を活かせるよう、全面的な業務提携を実施することで合意。現在はそれぞれの職人同士が、国産絵の具開発のパイオニアとしてリードしてきた技術を惜しみなく交換しながら、より高品質で使い勝手の良い絵の具作りに日々チャレンジしています。

えー!?月光荘と春蔵が??!

業務提携することで、具体的にどんな風に変わったのかは調べても分からなかったのですが、うーん、いわゆるOEM的な感じなのでしょうか…?(ペイトの想像で喋っているので、違ってたらすみません;;)

春蔵(Haruzo)絵具を購入するには?

さて、そんな春蔵絵具ですが購入できるのはもっぱら公式サイトのみのようです。

▼公式の通販サイト

送料が600円~掛かるため、送料無料ラインの5,000円以上まとめて購入するのが良いかな~と感じました。

気になる色カートに突っ込んでたら、あっという間に5,000円超えて驚きます!

はるか昔のツイートで、アモーレ銀座ギャラリーさんでも購入できるというのを見かけましたが、今も購入可能かどうかは謎です。。

春蔵(Haruzo)絵具のカラーチャート/色見本

さて!気になる色見本。こちらが今回購入したラインナップです~。

公式サイトをねぶるように見ながら、気になった色を適当にチョイスしました。

ちなみに紙はアルビレオ水彩紙151gを使用しました。

あと、ついでにといってはなんですがメルカリで入手した文房堂絵具も入れた一覧。

こちらはポール・ルーベンスのキラキラ水彩紙を使っています。

こっちの水彩紙に塗った方がなんとなーく発色が落ち着いて見える気がします。。

春蔵(Haruzo)絵具の特徴

さて、塗ってみた感想ですが、まずはぼってりとしていて温かみがある色が多いと思いました!

公式サイトの色見本、おそらく手塗りのものをスキャンしていると思われますのでそちらを見ていただくのが早いのですが、全体的にもったりしていて濃いですよね。

あとは、絵の具によってはかなり粒感があり、ザラッとしています!

文房堂の方にはなりますが、コバルトバイオレットライトとセルリアンブルーの粒状感。。

分離色を作りたいときや、画面にテクスチャ感を出したいときは、かなり強力な味方になってくれそう。

あと、絵の具自体が結構ゆるめです。表面が固まりきっていない色もあり、ハーフパンを取り出すときに指を突っ込んでしまいよく汚していますw

パレットに入れていたら、逃げ出したという話も聞きますので、パレットにしぼりたい方は要注意ですね;;

おすすめの色

何と言ってもニューブルー!春蔵=ニューブルーという位、ニューブルーの印象が強いです!!

使用顔料はPB29なので、他メーカーのウルトラマリンと比べてみました。(写真やスキャン画像だとほとんど一緒に見えるので、ぜひ生で見て欲しいです😭)

まっちやシュミンケは透明感があるのに対して、春蔵はやや不透明(これは個人的な感想です)。そのせいか、とても印象が強い青です。

ピンクマダーとブリリアントオレンジも好きでした!

特に、ブリリアントオレンジの鮮やかさはとても目を惹きます!

蛍光色では無いのですが、とても明るいオレンジす。

茶色!

春蔵は茶系も魅力的な色が多かったです。温かな色合いと、茶色の組み合わせが良いせいでしょうか??

マルスバイオレット、テラローザ、インディアンレッドを購入してみました。

春蔵の緑色

茶色が良いと書きましたが、緑系も凄く良いです。普段あまり茶色や緑は買わないのですが、今回はいくつか気になる色を手に取ってみました。

注目して欲しいのはグリーングレー!分離してます笑 面白いですね!

エメラルドグリーントーンと、ベールコンポーゼペールはどちらもPW6が入っているので、ふんわりと可愛い色です^^

ジョンブリアンも良いのですが、前回肌色比較のときに触れていたので今回は割愛します~。

というか、今回買った色は全部良かったので全部オススメです笑

春蔵絵の具を使って描いた絵

そんなわけで、描いた絵はこちらです~。すべて春蔵絵の具を使用しました!

髪の毛にウルトラマリンディープとアイボリブラックを使用しています。この二色はどのメーカーも粒状感がすごいですが、春蔵だと更に!という感じがします。

ホントはニューブルーをふんだんに使おう!と思って描いていたのですが、一ミリも使わないという結果になりました笑

普段の色使いよりも、より温かさを感じられる色合いを目指しました…!

おまけ:文房堂時代のパンフレット(?)

文房堂時代の絵の具を手に入れるのは中々難しいので、24色セットの箱の中に入っていたパンフレットをスキャンしてみました。

ラインナップは基本的にあまり変わりない感じ。

こちらは顔料の一覧です。

ペイトの大好きなPB33を使った絵の具がある…!!

なんと!春蔵絵の具と文房堂の対応表を作ってくださっている方が…!

ざっと見た感じ、使用顔料に大幅な変更はなさそうなので、メルカリとかで安く出品されていたら『買い』かもですね!

まとめ

そんなわけで、春蔵(Haruzo)さんの絵の具のご紹介でした!

ずっと気になってたので、ゲットできて嬉しいです~~~✨

歴史を感じる温かなどっしりとした色味がとても特徴的だなと思いました!

今回17色入手しましたが、他にもまだまだ気になる色が沢山あるので、ちょっとずつ買っていけたらなと思います^^

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