こんにちは、しんせつなペイトです。
最近仕事の内容が変わったので、めちゃくちゃ忙しくなってしまいました…!
働きすぎて「四丁目の夕日」のたけしみたいになってしまうかもしれん…!
3月は前半に展示会の予定をたくさん入れていたのですが、お迎えのご報告が身にしみてありがたいです…
とはいえですね…企画展に参加したからといって、毎回ご縁をいただけると言うわけでは、当然ありません…!w
周りを見ていても、すべての作品がお迎えされている方は、ほんの数%なのではないでしょうか。
人気の作家さんでも、タイミングによってはお迎えがなかったりするので、原画販売は本当に「縁」だと思っています…!
そんなわけで、今日は原画が売れなかったときの対処法についてつらつらと書いてみようかなと思います。
急に思いついたので、原画が売れなかった時の対処法 という内容でブログ書きたいと思います😄
— しんせつなペイト (@sinsetunapeito) March 8, 2024
さりげなくつぶやいたポストにいいねが44個もついてたので、結構皆さん気にされているのではないでしょうか?ぜひ最後までお付き合いください~。
原画が売れなかったときに取れる対処法
まずは、原画が売れなくても気にしないこと、これが一番です…!
キニスンナ!
原画が売れないと、やっぱりどうしても「あの人はお迎えがあっていいな…」とか、「どうせ私の絵なんて誰も見てくれないし…」とか、「売れないなら描かなくていいや…」と闇落ちしてしまいますよね…
かくいうペイトも闇落ちしがち…
↑の「」の中身は、実際にペイトがお迎えの無かったときに思ったことですw
ネガティブな考えは創作活動にいい影響を与えないので、「原画が売れたらラッキー☆」くらいの気持ちでいるのが大事かなと。
そもそも、今回この記事を作成しようと思ったきっかけは、展示会で原画のご縁ががなかったとしても、「売り方を変えてみれば手に取ってもらえるかも?」と前向きに考えられるように、と思ってのことでした。
冒頭でもお伝えしましたが、原画販売は「縁」です。
一つの展示会で縁が無かったとしても、他の方法で縁を増やすことはいくらでもできると思っています^^
さて、そんなわけで、手に取ってもらう機会を増やすにはどういう手段があるか、まとめていきますね!
引き続き販売したい場合
①別の展示会 or 自家通販に出してみる
これは皆さんもされていると思います。別の展示会に出してみたり、自家通販に回すやり方ですね。
展示会については、通販対応を行っていないところもあるため、「買いたかったけど、現地に行けず買えなかった」という方がいるかもしれません。ですので、自家通販に出してみるところっと売れたりもします。
意外と皆さん見てくださってるんですね~
既存作を別の展示会に出すことについては、不安に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、ギャラリーが「既存作NG」と言ってなければそこまで気にする必要は無いと思っています。
ただ、ギャラリーや場所は変えたほうがいいかもしれませんね。同じ都内でも別のギャラリーに出してみる、東京で出したものを大阪の展示会で出す…とか。色々な人に見て貰う機会を増やすことが重要です。
ファンを増やしていくニャッ!
②原画の見せ方を変えてみる
これはペイトが比較的やるやつです。枯葉さんもスペースでお話されていたはず。
— 枯葉庭園🌿画材研究ブログ (@Karehateien) January 27, 2024
例えばですが、原画の見せ方を変えてみる方法として下記が挙げられるかなと。
- 額装作品をフレームレス原画にする
- フレームレス原画を額装する
- 原画をカットする
ペイト個人の考えなのですが、展示会と自家通販で原画の値段が違いすぎる(自家通販の方が格段に安い)、もしくは、別の展示会で値段を下げて販売する、というのはあまり好きではありません。
例えば額装作品を20,000円で展示会で販売、売れなかったので自家通販(or次の展示会)では10,000円と大幅に値下げしていたら、「今買わなくても、次に安くなるかもしれない」という印象を与えかねません。
自家通販の場合、展示会の手数料分安くするのは全然アリだと思います!
とはいえ、ここも工夫ができるかなと思っていて、額装した作品を額から外す、もしくはもっと簡易的な額装にすると、額の分の値段を差し引いて売ることができます。
実質的な値下げではありますが、負担も少ないかなと
今はフレームレス原画(ドローイング)というカテゴリで、額無しで販売できる展示会も増えていますし、自家通販にまわしてもいいですね。
逆に、額に入れてなかった作品は、額装して印象を変えてみる。
いまは、百均でも見栄えのいい額がありますし、オリオンさんのアートペーパーフレームもカジュアルな額装としておすすめです。
あとは、原画をカットして、一回り小さいサイズとして販売するのも方法としてあります。
はがきサイズの原画をキャラクターのところだけカットしてミニ原画にする(値段も下げる)とかですね~
③原画に加筆する
②と似ていますが、こちらは原画に直接手を加えるという形。キラキラを足してみたり、背景を別の色で塗り足してみたり、色鉛筆など別の画材で色に深みを足したり…
イラストの印象が変わることで、目を惹きやすくなるかもしれません。
④個展を開く
こちらは枯葉さんがスペースで仰ってた内容で、聞いたときはなるほどー!と思いました。
展示会で売れなかったとしても、個展で展示&販売を行えばいいと。最近は、ミニ個展という形でスペースを貸しているギャラリーさんもいらっしゃるので、以前と比べるとハードルが下がったかなと思います。
ペイトもミニ個展そのうちやってみたいです!
④原画ガチャ・原画くじ・まとめ販売
最近良く見かけるようになった、原画ガチャ・原画くじという販売方法。
いくつか原画を用意しておいて、購入された方にはランダムに原画を送付する、というやり方になります。
絵柄を選べない分、価格は通常よりも安めに設定しておくと手にとっていただきやすいかなと。
また、いくつか原画をまとめて、セットにして販売する方法もあります。こちらも、まとめて販売することでお得感を出し、手にとっていただきやすくすることが目的になります。
ただ、この2つについては、あまりやりすぎると特別感が無くなってしまうので、たま~にお得企画として実施するのが良いかなと思います。
ペイトも「アウトレット原画市」という名前で過去販売したことがありますが、とても好評でした♪
販売以外の用途
ここかからは、販売以外の用途になります。
売ることに拘らず、他の方法を試してみるのもありかも
プレゼント企画や原画交換会に使用する
まずひとつ目。SNSで、プレゼント企画として使用してみるのはいかがでしょうか?
フォロー&リポストで参加できる形にすれば、自分のアカウントに目を向けてくださる方も増えるかもしれません。
あと、これはちょっとまだやったことが無いのですが、原画交換会というのも楽しそうだなと思っています。
ポートフォリオにする
使い方としては限定的ですが、ポートフォリオとしてファイルに作品をまとめておくのもいいかなと思っています。
いつそのポートフォリオを使うかですが、コミティアやコミックシティなどの対面式のイベント。ポートフォリオとして閲覧できるよう、スペースに置いておけば、来てくださったお客さんも楽しめます。
また、自分の作品を知ってもらう機会を増やすことで、次の販売に繋げられるかもしれません。
まとめ
いかがだったでしょうか?
原画販売は原則、最初に出したときより値段を下げないほうがベター、というのがあるので、値段を下げるにしても工夫したやり方をいくつかご紹介してみました。ここに書いたことがすべて正解ではありませんが、何かのヒントになれば幸いです。
以前より展示会も増えて、原画を販売する機会は増えましたが、それとともに「お迎えされない」という悩みも目にするようになった気がします。
お迎えが無いと少しさみしい気持ちになりますが、気持ちを切り替えて次につなげていきましょう!^^
それでは、ペイトでしたー!