こんにちは、しんせつなペイトです。
スターデューバレーデビューしました。
最近とみに仕事が忙しいので、心を無にしてプレイできるゲームがしたい…と思い、スターデューバレーを買いました。目論見通り、心を無にして畑を耕し、種を撒き、水をやって、作物が実ったら収穫する日々を過ごしています…!

心を無にしたい人はぜひ
さて、今回はイラストの情報量を増やすにはどうしたらいいか?というのを考えてみました。
ここでいう『絵の情報量』とは、『そのイラストから読み取れる要素や手がかりの多さ』のことを言います。例えばですが、大人気イラストレーター・米山舞さんのこちらのイラスト。
GINZA X‘MAS 2025 – You are the Star – ”EYE – noël” pic.twitter.com/00eUUXOyRJ
— 米山 舞 Yoneyama Mai – 12/6-銀座個展 (@yoneyamai) November 16, 2025
一つの絵の中に、龍・心臓・星・花・鳥・山羊・金魚など様々なモチーフが描かれており、凄まじい情報量です…!そしてそれをまとめる構成力も圧倒的ですね…!
とまぁこんな感じで、絵の情報量が多いと、その絵が描く物語や世界観をより詳細に、深く感じ取ることができます。
ペイトは小物や背景を描くのが苦手なので、人物中心の絵を描くことが多いのですが、それだとどうしても情報量が少なく、目を引きにくいイラストになってしまうことが悩みでした…

シンプルなイラストだと、ペイトの場合手抜きに見えてしまう…
かといって、小物や背景の練習をするか?というとそういうこともなく、何とか小手先のテクニックでどうにかできないか…?といつも試行錯誤していました…w

努力はせんのかい!

怠惰の極みニャッ!
そんなわけで、今回の記事では、水彩ユーザー向けに、特別なテクニックは不要で簡単にイラストの情報量を増やす方法をまとめてみました!
ですので、背景などで情報量を増やしたい方、デジタルイラストを中心に描かれている方にはあまり参考にならないかもしれませんが、よければ最後までお付き合いいただけると嬉しいです^^
絵の情報量を増やす小技集
線のメリハリをつける
絵の情報量を増やす小技その1。線のメリハリを付ける!です。線の太さや強弱、タッチに変化をつけることで、単調な線よりも多くの情報(立体感、影など)を伝えることができます。
どうやってメリハリをつける?
じゃあどうやってメリハリをつけるの?という部分ですが、キャラクターや物体のアウトラインと、奥行き感の2つの要素に分解して考えるとやりやすいです。
以下にまとめてみました。
キャラクター・物体など
| 項目 | 線の太さ | POINT |
|---|---|---|
| 輪郭線(アウトライン) | 太くする | キャラクターや物の境界線を強調するので、背景から浮き立たせて存在感が出る |
| 内部線(洋服のシワなど) | 細く(薄く)する | 細かいディテールを描き込み、情報量を増やしつつ、輪郭線の邪魔をしないように薄く・細く描く |
奥行き
| 項目 | 線の太さ | POINT |
|---|---|---|
| 手前 | 太くする | 手前にあるものの線を太くすることで、遠近感を強調することができる |
| 奥 | 細く(薄く)する | 奥に引っ込んでいるように見せ、空気感や距離感を表現できる |
例えばこちらの線画ですが、キャラクターの輪郭線を太くしています。また、背景に小物を散らばめていますが、小物のアウトラインも太くしています。逆に、キャラクターの内部は細い線のままにしています。
また、それ以外にも線と線が交わり影になる部分も濃くすることで、イラストにリズム感を持たせています。

どこを太くすればいいかわからない…というときは、とりあえずキャラクターの周りだけでも太くしておくとそれっぽく見えますよ!
パーツに合わせて線の色を変える
絵の情報量を増やす小技その2。イラストの中の各パーツに合わせて、線の色を変える!です。

デジタルで言う色トレスですね!
色トレスをすることで、線画と塗りの色が馴染み、より統一感のあるイラストに仕上がります。
例えばこちらのイラスト…完成品はこんな感じですが、、、

線画では、指先の蝶々・洋服は青、目は茶色、髪はグレー系とそれぞれ線画の色を変えています。

ちなみに、線画はつけペン+リキテックスリキッドです。アクリル絵の具で乾くと耐水性になるため、水彩の線画にも使えるすぐれものです。

線の情報を追加する
『塗り』だけで絵を仕上げていると、完成したときに物足りなさを感じることがありませんか?そういうときは、『線』の情報を追加してみると面白いですよ!
例えば、こんな感じで細めの筆でカケアミを描いたり…

洋服に線の情報を追加したり…

髪の毛にも細い線を描いてます。

ここで紹介した画像はすべて水彩絵具で線を描いてますが、シャーペンやペン、色鉛筆で線を描いても面白いですよ~!
カラフルな色で下塗りをする
絵の情報量を増やす小技その3。今度は『塗り』で情報量を増やす方法で、下塗りに思い切って明るい色やいろんな色を置いてみるやり方です。
例として2作品持ってきました。
下塗り

完成イラスト

下塗り

完成イラスト

下塗りをカラフルにしても、上から色を重ねていくと意外と馴染んでいきます。
分離色や粒状色を使う
絵の情報量を増やす小技その4。こちらも『塗り』のテクニックで、流行りの分離色や粒状色を使ってイラストにテクスチャ感をもたらす手法です。

こちらは髪の毛にクサカベのレイブンバトラーを使いました。絵の具が粒のように見えてザラッとした感触になります。
スパッタリングする
スパッタリングも、手軽に絵の情報量を増やせるので多様しています!
美術の分野におけるスパッタリング(すぱったりんぐ、Spattering、Éclaboussure)は、絵具やインクなどの素材を飛び散らせて画面上にランダムな模様や質感を生み出す表現技法を指します。
https://visipri.com/art-dictionary/0638-Sputtering.php?srsltid=AfmBOooV7far-WnevQ3sVH3yHZ8LUkmd3OZ-N6ZVefaZq6rIOUwad8YV

大きめでコシの柔らかい筆に、たっぷりの水で溶いた絵の具を含ませて、勢いよく筆を振ると血しぶきのようなスパッタリングができます。

こちらも同じ手法でスパッタリングした絵。水分ビショビショのスパッタリングは、絵の具が飛びすぎて机の上が汚れるので要注意です笑

コシの強い絵筆でスパッタリングすると、粒の細かい絵の具を飛ばすことができます。こちらはニッカーデザイナースカラーのネオンピンクを使いました。

ガッシュ(不透明水彩絵の具)は隠蔽力が高いので、よりスパッタリングを目立たせたいときはガッシュがおすすめです。
他の画材をプラスする
最後!透明水彩でイラストを描いていると、どうしても水彩絵の具だけを使いがちですが、何使ってもいいいんですよ?
というわけで、他の画材を使って表現の幅を広げてみましょう!透明水彩の場合、相性がいいのは色鉛筆で、他には不透明水彩絵の具やアクリルガッシュもおすすめです。
例えばこちらのイラストですが、水彩絵具で塗った上から、色鉛筆で重ね塗りすることで色に変化を持たせています。

原画を見ると、色鉛筆の粉っぽさなども感じられてなお良きです◎

こちらは、背景を不透明水彩でベタ塗りしています。スキャン画像だと伝わりにくいのですが、原画でみると水彩絵の具と不透明水彩絵の具の質感の違いなどが感じられて面白いです。

まとめ
以上、ペイトがやっている小手先だけで絵の情報量を増やすやり方でした!
改めてまとめてみると、思いましたね…ちゃんと背景や小物の練習をしろと…
まぁそれは置いとくとしても、そこまで手を掛けずに情報量を増やすやり方ってたくさんあるので、ぜひ皆さんやってみてください!

