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【ありそうで無かった?!】手のひらサイズの水彩紙、ミューズの「てのひらペーパー」レビュー!

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こんにちは、しんせつなペイトです。

LINEマンガでガラスの仮面が全話無料だったので、読みました。全話。

もともと母親が美内すずえ先生の漫画を持っていて、黒百合の系図、妖鬼妃伝、聖アリス帝国などなどいろいろ読んでたのですが、ガラスの仮面はまだ読んでなかった…!

さすが、40年も続いている超・長寿漫画なだけあって、めちゃくちゃ面白かったのですが、「エッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ、ここで終わるの??????」というところで中断しており、ぶったまげました。

ネタバレせずに言うと、40年間引っ張っていたネタを次の回で決着つけるぜ~というところで止まっています。

コミックス49巻が2012年10月に発売されてはや12年…50巻を…待ちます…

どうでもいいけど、これだけは言わせてほしい。月影先生不死身スギィ!

さて、今回は久しぶりに水彩紙のレビューをしたいと思います!商品はこちら!ドゥルルルルル(ドラムロールです)

ミューズの「てのひらペーパー」です\(^o^)/

3月に発売された新商品で、なかなか買うタイミングが無かったのですが、この度やっとゲットしました!

てのひらサイズ、という絶妙なサイズ感がとても良かったので、使用感などまとめたいと思います。よろしければお付き合いください^^

目次

てのひらペーパーとは

ミューズが発売した「てのひらペーパー」ですが、名前の通り手のひらサイズの水彩紙。形は正方形と円形の2種類で、どちらも直径は8.9cmです。

意外とこのサイズの水彩紙って今まであんまり無かったんですよね…!

最初は、大きめの水彩紙を買ってカットすればいいんじゃない?と思っていたのですが、絵を描く前に「水彩紙をカットする」という工程が入ると途端に面倒くさくなるんですよね…

あらかじめカットされた紙があることで、絵を描くハードルが下がった気がします…!

なお、紙の種類は、ランプライトとホワイトワトソン。それぞれ特徴が違う紙なので、次の項で詳しく説明したいと思います!

イラスト描いてみた

てのひらペーパーで描いた絵、色々!

てのひらペーパー、30枚入りと枚数が多く、さっと描くのにちょうどいいサイズ感だったので、たくさんドローイングを描きました^^

スキャン画像

紙の違いがわかるように、ランプライトとホワイトワトソン、どちらも同じ下絵を元にしてイラストを描いています。

左側がホワイトワトソン、右側がランプライトです。基本的に同じ絵の具を使って、塗り方が変わらないようにしたのですが、雰囲気が違って見えないでしょうか?

すみません、一番下のイラストだけ微妙に使っている絵の具が違います…

ホワイトワトソンとランプライトの特徴

ホワイトワトソンとランプライト、特徴を記載していきます。

ホワイトワトソン

ナチュラルカラーが美しい「ワトソン」の兄弟として2002年に発売されたホワイトワトソン。それから足掛け20年以上水彩業界を引っ張っていっている紙です。

扱いやすい水彩紙ということで使用者も多いため、Twitterでは「実家のような安心感がある」との評判をよく見かけます笑

ペイトが水彩を始めて間もない頃に手に取った水彩紙がホワイトワトソンなので、感慨深いものがあります…!

名前の通り白さが際立つ紙なので、コミックイラストによく使われる彩度の高い色とは特に相性が良いです。

木材パルプが含まれているので、水彩境界が出やすいのは好みが分かれるかもしれません。顔料が紙の表面にとどまるためか、分離色やグラニュレーティング色の粒状感が目立つ気がします。

ミューズ公式サイトでは、水彩画家の土井大輔さんが詳細なレビューを載せていらっしゃるので、気になる方はぜひ御覧ください^^

ランプライト

先ほどのホワイトワトソンは白さが特徴的な紙ですが、こちらはランプの燈りのように温かい色合いの紙です。

コットン100%ですが、絵の具の定着速度がゆっくりなため、リフティングしやすい(=塗ったあとでも修正しやすい)という特徴があります。

この特徴、きちんと理解しておけばかなり強みがあると、今回ドローイングを描いていてつくづく思いました…!!

コットン100%の紙は、一般的にはぼかしやにじみが綺麗にできますが、絵の具の定着力が強いため、リフティングは不得意という特徴があります。

一方、ランプライトは先程もお伝えした通り、コットン100%の紙なのでぼかしやにじみが綺麗にでき、かつリフティングも得意な紙、ということになります。

↑の画像のWet in Wetを見ていただきたいのですが、とても綺麗に、かつ、均一に絵の具が広がっていますよね!

リフティングができるということは、失敗してもやり直しができると言うことなんです…!

水彩絵具で色を塗っていると、意図しないところに水彩境界ができてしまったり、あとからはみ出しに気づいたりすることがよくあるのですが、ランプライトは、そんなときでも水筆で優しく擦ると色を薄くして目立たなくすることができるのです…!

その代わり、重ね塗りしたときに下の色が溶けやすい(Wet on Dryでも下の色が滲んでいますよね)ので、重ね塗りをする際はこれでもかと言うほどしっかり乾かしてから着色すると失敗が減ります!

しっかり乾かしてから塗る!ペイト兄さんとの約束だぞ!

ついでに、ウォーターフォードの画像も比較として載せておきます。Wet in Wetではにじみがとても綺麗ですが、リフティングではほとんど色を抜くことができませんでした。その分、Wet on Dryでは下の色がほとんど溶けていませんね。

それぞれ特徴が違っておもしろいニャッ

みんな違ってみんないい、だね!

ランプライトについては、枯葉さんのレビューがとても参考になりますので、ぜひどうぞ!

額装はこれがおすすめ!

さて、そんなてのひらペーパー。額装についても考えてみました。

百均の商品

まずは手に取りやすいところ、ということでダイソーで見つけた透明タイプのフォトフレーム。サイズ感、かなりぴったりです!入れているのは円形の方ですが、正方形もぴったりサイズでした。

ただ、裏のスタンドが長めなので、通販とかでは使いづらそうでした…あと、丸い輪っかで固定するのが大変でした^^;

また、セリアでよく見るこちらのデコラティブな額も、多分サイズとしてはピッタリなはず…

ペイトの手元にないので、どなたかお試しください…!

メーカーさんの額

メーカーさんの額では、画材販売.jpさんがてのひらペーパーをそのまま額装できる額を販売されていました。しっかりとした作りでめちゃくちゃ可愛いですね!

Amazon

Amazonでもいくつか良さげな商品を見つけたので、買ってみました。

なお、てのひらペーパーのサイズが8.9cm×8.9cmなので、10角(10cm四方)の正方形額で探すと良さそう。

額装するとこんな感じ!

どちらも樹脂素材ではあるものの、高級感のある見た目です。裏には吊り下げるための三角カンも付いているため、展示会にも使えそうです。

こちらはマットも厚め。

こちらはマットがペラペラではありますが、495円と格安です。

まとめ

そんなわけで、てのひらペーパーのご紹介でした!

ミニ原画よりも大きいサイズで、豆色紙よりも気軽に使いやすい値段と枚数という、ありそうで無かった商品。

豆色紙の場合、「失敗したらやだな~…」と思って気軽に使えなかったのですが、てのひらペーパーだと「30枚もあるからいいか☆」という風に気負わず使えるのが嬉しいですw

皆さんもぜひ、てのひらペーパーで気軽にお絵かきしましょう!w

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