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絵の具も『映え』の時代?!話題の透明水彩 SUPER VISION(スーパービジョン・视爵)レビューするよ

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你好!しんせつなペイト(@sinsetunapeito)です。

今日は中国の水彩絵の具の話をするので、中国語で挨拶してみました~^^

さて、早速ですが皆様!中国から最近(2019年当時です…!)登場した絵の具をご存知でしょうか。

その名もSUPER VISION(スーパービジョン)です。

Twitterで初めてその存在を知ったのですが、とても不思議な色合いに見た瞬間一目惚れしてしまいました…!

ひとまず24色ゲットしましたので、使ってみた感想などつらつら書いていこうと思います(´∀`)

それでは、どうぞお付き合いください~✩.*˚

目次

SUPER VISION(视爵)とは?

中国のメーカーです。分離色が特徴的ですが、動植物色や鉱物色もあります。

公式ツイッターはこちら。商品の情報などをツイートしてくださってます。

前は公式サイトなどが無く、かなり謎のメーカーだったのですが、最近ではSNSのアカウントを開設されていてとてもありがたいです…!

SUPER VISIONをゲットするには?

以前は個人輸入するしか無かったのですが、最近ではAmazonや楽天でも一部の商品が買えるようになっています。

ただし、代理店の日本担当の方が退職されてしまったようで、以前よりも取り扱い点数が減ってしまいました…

SUPER VISIONの色見本~色も『映え』の時代?!

手持ちの色の色見本はこちら。

全体的な色の感想としては、映え

アナログ画材にありがちな、スキャンすると鮮やかさが落ちたり色味が変わるということがあまりないのが頼もしい!

スキャンしても映える色ですね。もちろん、見たままの色も美しいですが(^^)

また、色の鮮やかさや個性的な分離から、写実的な絵よりは、コミックイラスト向けの色が多いと思いました。

分離色

分離色はひとまず確認できた分で20色ありました。

なお、❏で記載しているものはラベルに記載のあった顔料の表記です。

1717 羽仙歌(Red blue)

❏PB36/植物色

個人的に1番の推し色です!

やや紫がかったピンク色の上に、鮮やかな水色が粒状化しています。

夢のような色ですね~。うつくしい~。゜(´∩ω∩`)゜。

こちらは紙に色を置いた直後の画像。

ご覧の通り、最初は緑っぽい水色の顔料が全体に散らばっています。

時間が経つにつれ、ピンクの顔料が紙に沈みこみます。その後水色の顔料がランダムに凝集していきます。

このランダムさが、イラストに面白い効果をもたらしてくれそう…!

ただ、コントロールが難しいのでその点については要注意です\(^o^)/

また、混色の実験はしなかったのですが、明らかに単体で使った方が良さそうな色ですね…

重ね塗りもへたにしない方が良さそう(^_^;)

2023/2追記

こちらの(旧)羽仙歌ですが、チューブの中で変色してしまうため、改良版である羽仙歌(紫)が現在販売中となります…!(旧)羽仙歌はもう手に入らない、まさに幻の色となってしまいました…合掌…

1722 如梦令(Rose ash)

❏PB36/動物

こちらは羽仙歌よりも赤みの強い紫?ピンク?の上に青色の粒子が乗ります。

比べてみると、羽仙歌の方が青い顔料が多く含まれているように感じます。

塗りたての時は暗い赤ですが、乾くととても鮮やかな赤紫になります。

なお、如梦令もリニューアルにより色味が変わっています。

1721 浣溪沙(Blue gradient)

羽仙歌や如梦令に比べると分かりにくいですが、鮮やかな青の中に紺色の粒子が沈んでいます。

8月の空のような爽やかな色で、とても目を奪われます!

1723 醉春风(Yellow green)

黄色と緑の分離色。黄緑ですが、薄い部分はやや黄味がかっているようにも見えます。

春の草原のような色で、この辺は風景画などでも使えそうですね。

1718 凤求凰(Red yellow)

こちらは比較的分かりやすく分離してます。全体的に明るいオレンジ色ですが、薄い部分に黄色が浮かんで見えます。

1526 薫衣草(Lavender)

❏PW6/PR122/PB29

いわゆるラベンダー。分離があまりわかりません・・・粒感が激しいですね。

1618 御紫(Royal purple)

❏PB29/PR122

青みの濃い紫の粒子があります。水彩境界はわずかにピンクがかった紫色になります。

1619 絳紫(Crimson purple)

❏PB29/PR122/PBR6

ホルベインのパーマネントバイオレットに似た暗めの紫。PB29(ウルトラマリン)由来の青い粒子が見られます。

PB29は粒状化しやすく、様々な分離色に使われています

1620 青碧(Dark green)

❏PB29/PG7

落ち着いた暗めの青緑。色の薄い部分でも、PB29の粒子がよく見えます。

1621 緗竹(Cathedral glass)

❏PB29/PY65

暗めのサップグリーンという感じの色。結構PB29が目立ちますね。

1622 夕月(Evening moon)

❏PB29/PBR6/PY43

セピア色の分離色。使いやすくて気に入ってます。

1623 鶯茶(Warbler brown)

❏PB29/PY43

苔っぽい色の分離色です。緗竹より暗い色合い。

1624 唐耀(Tang kiln)

❏PB29/PY43

オリーブグリーンのような渋みのある緑。

1625 空岐墨(Sky ink)

❏PB17/鉱物色

名前のとおり、空色に墨を垂らしたような色味。インジゴよりも黒がかってるように見えます。

1626 黛青(Black blue)

❏PB29/PBR6/PY43

ランプブラック…よりもややクリームがかった黒色です。水で薄めて行くとクリーム色が強くなっていきます。

1719 广寒秋(Purple orchid)

❏PV14/植物色

空色に濃い青紫の粒子が分離しています。PV14が紫の顔料なので、青色の部分が「植物色」なのでしょうか。

1720 拾翠羽(Golden green)

❏鉱物色/植物色

鮮やかなエメラルドグリーンの中に、イエローゴールドのような鉱物のキラキラが混じっています。

カラーインクの発色に負けてないです。すごい~!

一体何由来の緑なのだろうか…

ちなみに、こちらのイラストは背景の翅の部分に拾翠羽を使っています。

1733 潇湘曲(Brown Green)

❏鉱物色/植物色

やや明るめのグリーンの中に、ブラウンの粒子が沈殿しています。

水彩境界は明るい緑で割とはっきり出てます。蛙みたいな色で、かなり個性的です!

1724 柳含烟(Green purple)

❏鉱物色/PV23

冬の空気を思わせるような、寒色の組み合わせの分離色。パーマネントバイオレットのような紫に、緑の粒子が分離します。

1732 采桑子(Red green)

❏PG50/PR122

ら、ラフレシアみたいな色…!赤みがかったピンク色に濃い緑色の粒子が強めに残ります。

動植物色

動植物色は15色あるようです。この記事を書いた後にゲットしたので、詳しくは下記の記事をご覧ください。

胭脂虫大红(Cochineal)

かなり鮮やかな赤です。どちらかというと、カラーインクの発色に近いです。

ホルベインで似た色ないかなと思って探しましたが、ここまで鮮やかな色は見受けられませんでした。

鸦青(Black green)

これも分離色ですね。

エメラルドグリーンのような明るい色が溶けています。

個人的にめちゃくちゃ好きな色です。

顶上青花(Indigo)

こちらはインディゴと名がついてますが、我々が想像するインディゴよりだいぶ明るい青色です。

鉱石色

これは8色あるみたいです。持っているのは一つだけなので、そちらをご紹介します。

龍石棕(Dinosaur fossil brown)

茶色の中に紫がかった濃いブラウンが粒状化しています。

まとめ

いかがだったでしょうか~。色の説明が相変わらず下手くそですみません><;

SUPER VISIONの絵の具は変わった色合いの分離色が多くてとても楽しいです!

ちょっと手に入れづらくなってしまったのですが、いざとなったら輸入代行を使えますので、ご興味ありましたらぜひお手にとって見てくださいね!

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