こんにちは、しんせつなペイトです。
11月15日に行われたX(旧Twitter)の利用規約改定で、AIによる学習が明記されましたね…それを受けて、絵描き界隈では他のSNSへ移行したり、ウォーターマークをイラストに入れたりと、AIに学習されないための動きが大変活発になっています。
そんな状況の中、「Xfolio(クロスフォリオ)に登録してみた!」「クロスフォリオで絵を上げることにした」という絵師さんをよく見かけます。
クロスフォリオってなんニャッ?!
pixivとかとどう違うの???
初めて聞くサービスだったのですが、気になったのでペイトも登録してみました!
画像をクリックすると、ペイトのポートフォリオに飛びます~
ちょこちょこいじってみた感想としては、「pixivとBOOTHとFANBOXを足して3で割って色々引っ付けた感じ」でした。
まだまだ発展途上ではありますが、pixivに替わるサービスになれるかも…?と感じましたので、気になる方はぜひお付き合い下さい!
ちなみに、クロスフォリオはこんな人におすすめ!
✓ pixivの代わりに絵をアップロードするサイトを探している
✓ AI対策が気になる(AI学習されたくない!)
✓ イラストのアップロードだけじゃなく、自家通販やコミュニティ機能も欲しい
Xfolio(クロスフォリオ)とは
Xfolio(クロスフォリオ)ですが、一言でいうとポートフォリオ作成サイトです。ですが、ただポートフォリオを作成するだけでなく、DL販売や自家通販機能、ファンコミュニティ機能なども備えた、クリエイターのための総合プラットフォームでもあります。
クロスフォリオには、ポートフォリオ機能をはじめとしてダウンロード販売機能・自家通販機能・ファンコミュニティ機能など、クリエイターが自らの創作物や情報を発信していくのに必要な機能が盛りだくさん。
あなたの作品と活動がこれまで以上に輝けるよう、情熱的かつスマートにサポートします。Xfolio - クリエイター向け Xfolio(クロスフォリオ)はポートフォリオを中心とした、すべてのクリエイターのための統合プラットフォームです。
クリエイターは、ポートフォリオを作成し、そこでイラストの公開を行います。公開したイラストは、タグ付けをしてユーザーの目に触れやすくすることもできますし、良いと思ったイラストにいいねやコメントをつけることもできます。
pixivとの違い
クロスフォリオとpixivの違いについて。pixivではあくまでもイラストを投稿するのみで、自家通販やファンコミュニティについては、BOOTH、FANBOXとそれぞれ独立した別のサービスとなっています。
一方、クロスフォリオの場合は、自分のポートフォリオサイトの中で作品公開、自家通販、ファンコミュニティを管理することが出来ます。
クロスフォリオでは、色んなサービスを一元管理出来るので、いちいち別のページに飛ぶ必要はありません。
とはいえ、規模感としてはやはりpixiv・BOOTH・FANBOXのほうが大きいです。そのため、そのサービスに比べると個々の機能は充実していません。まだまだ始まったばかりのサービスですので、機能面の拡充については今後の成長に期待したいですね。
クロスフォリオがサービス開始したのは、2022年2月なので、まだまだこれから…!
Xfolio(クロスフォリオ)でポートフォリオを作ってみる!
というわけで、早速ポートフォリオを作ってみましょう!
クリエイター登録をする
クリエイターとしてポートフォリオを作成したい人は、こちらのページから「クリエイター登録」ボタンをクリックして、クリエイター登録を行います。ちなみに、クリエイターとしてではなく、一般ユーザーで登録してイラストなどを閲覧することもできます。
テンプレートを選ぶ
クリエイター登録を進めると、ポートフォリオを作成する画面になりますので、指示に従って登録をしていきます。
ポートフォリオの名前やテンプレートはあとから好きなだけ変更できますので、一旦仮で選んで大丈夫です。
テンプレートを調整する
あらかた登録が終わったら、テンプレートをカスタマイズしていきます。クリエイター設定ページ > ポートフォリオ > ページ一覧をクリックし、「トップページ」の「編集」ボタンをクリックします。(画像では名前を変えたので、「TOP」と記載されています)
このトップページが、ポートフォリオのトップページになります。
ペイトの場合はこんな感じ。
一番上にページ設定の項目があるので、ここでトップページのページ名や公開範囲などを設定できます。(わかりにくいのですが、アコーディオンになっているのでクリックするとメニューが開きます)
トップページは、「キービジュアル」や「作品一覧」「タグクラウド」などいくつかのブロックに分かれています。
それぞれのブロックを選択すると、「編集」のボタンが出てくるので、クリックすると左側のメニューから詳細を変更することができます。
ブロックを追加したいときは、青色の+アイコンをクリック!
作品を投稿する
さて、ある程度ポートフォリオのカスタマイズが終わりましたら、次は作品を投稿していきます。こちらも、クリエイター設定ページ > 作品 > 作品投稿から投稿していくことができます。
イラストだけでなく、漫画や小説なども投稿できます!
作品の投稿も終わったら、あとはSNSで告知して見てもらいましょう^^!
Xfolio(クロスフォリオ)の運用について
クロスフォリオの会員数ですが、2024年4月時点で5万人とのこと。対してXは月間利用者数6,658万人なので、まだまだユーザー数が少ないサービスと言えます。ですので、クロスフォリオのみで活動するのではなく、しばらくはXと併用していくのが良いかもしれません。
例えばですが、クロスフォリオにイラストをアップ→Xでリンクを共有する…という感じで。
Xfolio(クロスフォリオ)のAI学習に対しての姿勢
もう一点、気にしている方も多いと思われる、AI学習に対してのスタンス。
「コンテンツ生成AIに対する対応方針について」というタイトルで、下記が明記されています。
- AIで生成したコンテンツの掲載の禁止
- コンテンツ生成AIの学習を防止するため、BOT避けの機能実装
他のSNSに比べ、コンテンツ生成AIに対してはっきりと「拒否」の姿勢を示しています。クリエイター側としては、自分が描いた絵の権利が守られていると言う安心感があるのでは無いでしょうか?
どこのSNSもAI学習AI学習…一体クリエイターの安息地はどこにあるのか…
良かった点・惜しい点
さて、ここからは良かった点・もう少し!と思った点についてまとめていきたいと思います。
良かった点!
収益化の手段が多い
1番良いなと思ったのが、収益化の手段が多いこと!
お金を稼ぐ手段はなんぼあってもいいですからね…
自家通販も出来ますし、ファンコミュニティを作って月額制のプランも作成できます。また、驚いたのが、アップロードしたイラストを有償でダウンロード販売できたり、フォロワー数や閲覧数などの情報をもとに広告収益分配も得られるようです。
惜しい点!
動作が遅い時がある
アクセスしているユーザー数が多いためか、はたまたサーバーが足りない?のか、たまに動作が重い時があります。
いつまでも読み込み中だったり、ポートフォリオに反映されてなかったり…
まぁそのうち改善されるかな~と思いつつ、のんびり作業しています…
テンプレートが少ない
現時点でポートフォリオのテンプレートは10個。いろんなデザインはあるものの、まだまだ数としては少ないなと💦
絵師さんってこの辺結構こだわりある方多いんじゃないかなと思うので、もっとテンプレートの数を増やして欲しいですし、カスタマイズの面でも、自由度が高いといいな~と思いました!
こちらも、そのうち増えるかな~と思いながらのんびり待ちたいと思います…!
まとめ
というわけで、クロスフォリオを使ってみた感想まとめでした!
Xもpixivもあれな感じなので、今後は以下のような感じで動かしていこうかなぁと思ったり。。。
- Xとインスタは原画の写真をUP(ウォーターマークいれるかどうかは…まだ悩み中…)
- スキャン画像はクロスフォリオへ
- 自家通販はしばらくBOOTH
- チラ裏のようなつぶやき・日常のよしなしごとはクロスフォリオのファンコミュニティへ
まだまだ未定な部分が多いですが、決まり次第Xやブログで告知していきます。しばらくは落ち着かない日が続きそうですが、どうぞよしなに!
そして良ければ、クロスフォリオのフォローよろしくお願いします~