こんにちは。しんせつなペイト(@sinsetunapeito)です。
前回、クサカベさんのドットシートを購入した話をしましたが、やっと色見本を作り終えました！
クサカベさんの絵の具は、中間色を始めとした可愛らしい色が多いので、特にコミックイラストを描かれる方にファンが多いように思います。
ペイトも大好きなメーカーなので、いつか絶対ブログに書くぞ！と思っていました。やっと書くことができて胸のつかえがおりたような気がします！
今回ももりもり語っていきますので、どうかお付き合いのほど、よろしくお願い致します^^
クサカベ 透明水彩絵の具の特徴
ペイトがまだ水彩沼にハマる前、『クサカベの絵の具は中間色が多い』と聞いてました。
当時は、『中間色とはなんぞ…？！』と思っていたのですが、使い続けているうちに何とな～く分かってきたような気がします。
そもそも、Wikipediaによると中間色とはこのような意味らしいです。
中間色（または濁色）は、各色相の最も彩度が高い色である純色に灰色を加えた色をいう。
引用元：中間色 – Wikipedia
言葉の定義としては↑ですが、水彩に関して言うと白の顔料が混ざった絵の具…というのが当てはまるのかなと考えています。
それで見てみると、クサカベさんの絵の具には、ブルーグレーやベビーピンク、ネープルスイエローなど、PW6(白の顔料)が含まれた色が多いです。
また、ペイトが目視で確認したところ、クサカベさんの水彩絵の具全90色のうち、なんと60色が2つ以上の顔料が含まれた絵の具でした。
これはつまり、他のメーカーには無い、クサカベさん独自の色が多いと言ってもいいのでは無いでしょうか。
W&Nやターナー、マイメリブルーのような、単一顔料を主軸としたメーカーとはまた別のアプローチで面白いですね！
使う側としては、単一顔料・複合顔料それぞれに良さがありますので、上手く使い分けたいものです！
さてさて、以上を念頭に置いて実際に色を見ていきたいと思います！
色見本/カラーチャート
こちらが色見本です～。高画質版はpixivにUPしています。
このままだと分かりにくいので、ペイトが個人的に好きな色をピックアップしてお伝えしたいと思います！
クサカベ透明水彩 おすすめの色！
オススメの色は沢山あるのですが、特に不透明色に魅力的な色が多いと思っています！！
これから記載していく色も、かなりの割合で不透明色です。
扱いが難しい色なのですが、可愛い色味が多いのでぜひお手に取ってみてください…！
パステル系の色については、別記事でまとめてますので今回は割愛します。
青系
まずは私の大好きな青色から…！
アクアブルー！とにかく人気！クサカベさんの推し色というと、この色を挙げる人が多い印象です。
他のメーカーではあんまり見かけない、爽やかさと可愛さが共存した色です
ホルベインではコンポーズブルーですが、クサカベはブルーコンポーゼという名前です。
とにかく可愛い色味で、個人的にはピンク系との相性がいいと思っています。
ターコイズブルー好き！クサカベのターコイズブルーは、他のメーカーのものと比べて落ち着いた色合いなんです。そこがすごく好き。
赤・ピンク系
マゼンタが鮮やかですごく可愛い色です！後述しますが、クサカベの透明水彩の三原色のひとつでした。
ピンク系はクサカベさんが強い！とペイトは勝手に思ってます笑
このピーチピンクとベビーピンクは不透明色なので、頬に塗ると顔の輪郭線をいい感じに消して、ふんわりとした優しい印象にしてくれます。
女の子の肌を塗る時によく使う色です！
肌色
肌色難民なので、色々な肌色を試している最中なのですが、クサカベさんのジョンブリアンはお気に入りでよく使います！
マヤブルーの記事書いた時の女の子は、クサカベのジョンブリアンとベビーピンクかピーチピンクのどっちかを使いました。(わすれた)
水分量多めで塗ると、いい感じに透明感のある肌になるような気がします。
コーラルレッドも肌を塗る時大活躍してます！
この女の子の肌は、コーラルレッドのみで塗っています。
血色の良いところ(頬とか膝とか)に色を置いて、そのまま水で伸ばしていく感じ。そうするといい感じの肌色になってくれます。
グリーン系
グラスグリーンとオキサイドグリーンはどちらも不透明色の緑です。特にグラスグリーンが可愛いので、ぜひ塗って見てほしいです…！！
オキサイドグリーンは個人的に好きな色なのでここで挙げさせていただきました。
グリニッシュイエローも個人的に好きな色です。グラデーションがしやすいので、この色1つで絵が描けそう。
クサカベのサップグリーンはなぜか妙に明るい…(スキャン画像だと更に明るく感じます；)
というか、サップグリーン自体がメーカーによって色幅があるのかも。塗りくらべしてみたい色ですね。
蛍光色
クサカベさんと言えば蛍光色！
初めて見た時は、水彩にもこんな色があるのか！と驚きました😆
しかしながら、スキャンで死ぬ色でもありますね…まさに諸刃の剣…！
オーロラピンクとフレッシュピンク。特にオーロラピンクは、蛍光ペンの色そのまま！下塗りによく使います。
パッションオレンジ。永山裕子さんも本の中でクサカベのパッションオレンジを紹介してました。
ゴールドとシルバー
クサカベさんのパールゴールドとパールシルバー。 pic.twitter.com/hh1c6UzJd4
— しんせつなペイト🎨Ohuhuメルマガ配信中！ (@sinsetunapeito) July 3, 2020
クサカベさんは金銀のキラキラ色もありますので、動画を貼っておきます。
粒子が細かくて繊細なキラメキです！
分離色の作り方
#分離色 #水彩絵具 #テクニック #クサカベ
— 株式会社クサカベ/Kusakabe_Co【公式】 (@Kusakabe_Co) May 21, 2020
必見!! 今流行りの「分離色」!!
手元にある クサカベ水彩絵具で 出来ますよ!!
10年前はクレーム対象だったのに、
今じゃ 大人気だなんて。。。😭
時代に合わせた製品作り、心がけます。https://t.co/mnc5XQxgAh
#分離色 #パート２ #水彩絵具 #クサカベ
— 株式会社クサカベ/Kusakabe_Co【公式】 (@Kusakabe_Co) May 21, 2020
分離色 パート２ ！
画材店も徐々にオープンしてますので、
是非絵具で実際にお試しあれ！#やっぱりアナログ最高 https://t.co/SeqOmVSlK0
こちらは公式Twitterから。クサカベさんの絵の具でも分離色が作れるとの事です！
ペイトは以前、ホルベインとまっちの絵の具で作りましたが、クサカベさんの絵の具で作る分離色も気になったので、試してみました。
オーロラピンクと、W&Nのコバルトブルーか何か(うろ覚え)。
オーロラピンクがとてもよき～！元が蛍光色なので、ゆめかわな感じになりますね！青の粒子をうまく引き立ててくれてます。
青は、コバルトブルーでもウルトラマリンでもセルリアンブルーでも良さそう。要は粒っぽい青であれば何でも。
オーロラピンクを使った分離色は、もっと色んなパターンで試してみたいです。
まとめ：可愛い色が多くてオススメ！
今回もペイトの独断と偏見で色をご紹介させてもらいました…！
ちなみにドットシートはこんな感じでした。
最近では、シャインパールやハルモニアなどの新商品を積極的に出されており、商品開発・新規開拓への熱意を感じます…！
皆様もぜひぜひお手に取って、クサカベさんの絵の具の良さを体感してください！ペイトでした。
