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【激エモ】クサカベの新しい分離色!ハルモニアプラス12色 レビューするよ【透明水彩絵の具】

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こんにちは。しんせつなペイト(@sinsetunapeito)です。

今日は早速本題に入ります…!

クサカベのハルモニアプラス、発売おめでとうございます\(^o^)/

ハルモニアの発売が2022年4月、それからわずか9ヶ月で新色がでるとは…!フットワークが軽くて素晴らしい…!見習いたいです…!

ちゃんと発売日にゲットできるか不安だったのですが、かなりの数を生産されていたのか、どこの画材通販サイトでも在庫切れということがあまりなく。(在庫切れになってもすぐに追加されていました)

ペイトも無事にゲットできましたので、全色レビューしたいと思います!

すでに持っていらっしゃる方も、これから買おうという方も、ぜひご覧いただければと思います~^^

目次

ハルモニア プラスについて

クサカベが満を持して発売した、国産メーカー初の分離色。その第二弾がハルモニアプラスです。

第一弾がどちらかというと使いやすく、落ち着いた色味が多かったのに対し、ハルモニアプラスではパステルカラーやカラーインクの様に鮮やかなものなど、かなり尖ったラインナップとなっています…!

ハルモニアに死角なし…!

発売前から公式ツイッターで新色についてのツイートがあったため、「こんな色なのでは?」と推理したり、「早く使いたい!」と心待ちにしている方が多かったのが印象的でした。

もちろんペイトもとても楽しみにしていました!

ハルモニアプラス 色見本

今回、色見本を二種類用意しました。

ポール・ルーベンスのキラキラ水彩紙(中目)に塗ったものと、

コットマンの粗目に塗ったものになります。

シャイニーブリザード(凍える吹雪)

PBk23 / PB60 / PW20

ハルモニアプラスの中で唯一のキラキラ分離色です!

キラキラ…嬉しい…PW20というのがマイカ(雲母)で、大小様々なきらめきが見えます。

分離は控え目なので、キラキラするブルーグレー系の絵の具として使えますね!

カリビアンアズール(カリブへの航海)

PV14 / PB15:3 / PG7

先程のシャイニーブリザードが穏やかな鈍い青だったのに対し、こちらは一転鮮やかな青です。

粒状感も強く、PV14がコバルトバイオレット、PB15:3がフタロシアニンブルー、PG7がフタログリーンなので、PV14由来の粒状化と思われます。

名前の入っているAzure(アズール)はラピスラズリのことだそう。色濃く粒状化する部分が、ラピスラズリを思わせますね^^

ドリフトアイス(恵みの流氷)

PW6 / PV15 / PG7 / PB15:3

ペイトの推し色の一つ、ドリフトアイスです…!

PW6が入っており、パステルカラーの分離色。淡いブルーグレーでとにかくかわいい。

パステルカラーの分離色~!ありそうでなかった!!!(はず)

正直ペイトはうまく分離させられてないのですが、よ~~~~く見ると青っぽいのが粒状化してます。(PV15=ウルトラマリンバイオレットと思われる)

このドリフトアイスとフェアリーコンクパールの組み合わせがとにかくエモエモのエモなので、バラ買いするときはこの2つセットでお迎えして欲しいです…!!

ライムスパークル(はじける果実)

PY159 / PG7

鮮やかな黄緑色の分離色です!めちゃくちゃわかりやすく分離してますね~~。

黄色の水彩絵具って基本的に滑らかなものが多いイメージだったので、黄色が粒状化することにまず驚きました。

顔料である、PY159って何だ…?と思って調べてみると、比較的最近できた合成顔料のようです。

過去、クサカベの公式オンラインストアで顔料が販売されたこともあったようですが、今は残念ながらsold outでした💦

絵の具としては、ウィンザー&ニュートンのレモンイエローディープがこの顔料を使っている様なので、粒状化する黄色をお探しの方はこちらを購入されると良さそうです◎

ゴールドシトリン(輝く黃水晶)

PY216 / PY3

こちらは黄色の分離色ですね^^

黄色同士の顔料をかけ合わせているので、多色の組み合わせのものと比べると分離感は少ないですが、濃淡のつけやすい黄色で使いやすいです!

フェアリーコンクパール(妖精の真珠)

PY159 / PW6 / PR188

これもペイトの推し色の一つ!パステルカラーのピンク×黄色の組み合わせのかわいい分離色です。

クサカベはピンクが可愛い!と事あるごとに主張しているのですが、ピンク色で分離色を作るのは難しいだろうな…と思ってたので本当に嬉しいです!

水分多めで溶いて、下塗りに使うと可愛いだろうな…と思っているので、そのうち試してみます。

マンダリンカーネリアン(情熱とエナジー)

PY159 / PR188

カラーインクみたいに鮮やかな分離色その1。

めちゃくちゃ滑らかなのに、しっかり分離しているんですよ…謎です…!分離色というと、ある程度ザラつきのあるテクスチャになるというイメージなので、こんなに滑らかに分離色が作れるのが不思議です👀

クランベリーパンチ(休日のパーティ)

PY159 / PV19

カラーインクみたいに鮮やかな分離色その2!

ここ数年、絵の具全般のトレンドがくすみカラーやダークカラーだったので、この色を見た瞬間クサカベのカウンターパンチが来たな…と思いました笑

先程のマンダリンカーネリアンもですが、こんなに鮮やかな分離色は他のメーカーには無いので、手元にあって損は無いかなと思います。

シフォンピンク(柔らかなレース)

PR233 / PV15

これは…!重たい顔料の絵の具が好きな人にはたまらない色…!

PR233、ポッターズピンクの顔料です。めちゃくちゃもっちゃりしているので、結構扱いが難しい絵の具…

だが、そこがいい

単体で使ってもいいですが、他の滑らかな絵の具と混色して独自に分離色を作ってみるのもいいですね^^

公式ツイートにも書かれてますが、乾燥させると溶けにくくなるので、できれば都度チューブから絞って使いたいところ。(でもめんどくさいから乾燥させちゃう)

ジオグラフィック(大地のささやき)

PV14 / PBr11 / PG50

これもかなりもっちゃりした絵の具です…!

派手さは無いのですが、この優しい色合いに癒やされる人も多いハズ…ハルモニアのキャッスルグリーンやオリーブサファリとも相性が良さそうです。

ファントムミスト(妖しい霧)

PB29 / PR102 / PY53

これは…好きな人にガッツリ刺さる、複雑な暗褐色の分離色です。

名前がかっこいいよね

ハルモニアのダスクスカイと似た色合いなのですが、ダスクスカイよりもより茶色がかっており、より渋さを感じる色になっています。

どっちも買い…ってコト?!(ちいかわ構文)

レイブンバトラー(漆黒の執事)

PBk11 / PB36 / PBk7

見た瞬間「ありがとうクサカベ~!!!」と叫んだ、ガッツリ粒状化する黒ですw

水彩沼にいると、定期的に粒状感の強い黒の絵の具を求める人を見かけるのは私だけでしょうか…?

顔料でいうとPBk11が使われているものが基本的に粒状化する黒で、製品名だとマルスブラックと呼ばれていることが多いです。

中目の紙でも笑えるくらい粒状化していてとてもいいですね~~!!!

名前がかっこいいのもまた良し

他の絵の具に混ぜると、レンブラントのダスクシリーズの様な色が手軽に作れるので、色々な絵の具と混色してみたいです。

描いた絵

というわけで、今回の描いた絵です~!

肌の色以外はハルモニアプラスを使用しています。

海の部分がカリビアンアズール、でもそれだけだと少し物足りなかったので、髪の毛の部分はレイブンバトラーを混ぜてインディゴっぽくしてみました。

赤いリボンはクランベリーパンチ。ベタッと塗っているので、あんまり分離はしていません。

紙は確かファブリアーノの1264(中目)を使いました。中目ですが、少し紙目の荒さがある感じで粒状感も得られたと思います。

まとめ:よりコミックイラスト向けのラインナップ!

というわけでハルモニアプラスの全色レビューでした!いかがでしたか?

すごくクサカベらしいラインナップで、ハルモニアプラス出たばかりですが次回の新色も期待してしまいました…!!

画材の値上げラッシュや廃盤など、暗いニュースが続いていたので、こうやって新商品で盛り上がることができてとても嬉しいです◎

あ、ちなみに今回色見本で使った女の子たちのイラストは、線画をpixivにUPしています。

自作発言や再配布などされなければ、自由に塗っていただいて大丈夫です^^

よろしければDLしてみてください~✿

関連リンク

画材ブロガー仲間の枯葉さん・ホネ山さんもハルモニアのレビュー記事を書かれてます♪

▼枯葉さん

▼ホネ山さん

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